春の嵐に飛ばされた
カッパに長靴、完全防備で出かければ
道行く人から、あっぱれと言わんばかりの目線を感じ、行き着く先はレトロホールの幽玄世界
夜桜能は残念ながらの雨天会場
それでも客足が極端に減ることもなく
煉瓦作りのレトロなホールに
一度足を踏み入れば
嵐の夜の妖しいムード満点で
この世と思えぬ世界へと
一瞬にしてワープーーーー!
こんな風で、咲き始めた桜がどうなることかと心配したが、意外に若い蕾は強いらしく、枝にしっかりしがみつき、花びらが舞うこともなかったようで一安心
そうは言っても多少は吹き飛ばされ、無残に散り落ちているのを見れば、嵐の後の静かな公園、戯れに持ち帰りにけり
by pine_shore
| 2012-04-03 21:56